今回のテストは個人により得点の差が分かれた結果となりました。
記述問題(漢字も含む)、計算ミスなどで得点を落としている生徒が多くいたようです。もっとやっておけばよかった、もっとしっかり見ておけばよかったとおもう生徒も多くいると思いますが、思うだけでは結果は出ません。以下に書かれている内容を実行して次のテストで結果を出しましょう。
特に中学3年生にとっては高校入試にもかかわる重要なテストとなります今回以上に気を引き締めて臨んでください。
○どんな結果であろうとも反省と改善を!
定期テストは学習範囲の確認テストです。その学習範囲の積み重ねの先にあるのが 高校入試です。どんな結果であろうとも取りこぼしの内容に見直し、解き直しの復習をすることが受験学年になったときに目標とする高校の差となって現れます。さらにその積み重ねが、さらに先の未来を変えていきます。
過去の学習した内容の完成度を高めることを、今現在おこなうことでしか未来の自分を変えることはできません。結果を受け入れて、すぐに復習をおこないましょう。
○次の定期試験では実力差がはっきりと分かれる
9月におこなわれる定期テストではテスト問題が一気に難しくなり、平均点が下がる教科が見られます。大きな理由として2つ挙げられます。1つめは計算問題や暗記事項などの出題が減り、文章問題や記述の内容が増えるからです。そして夏休み期間のあとにテストが実施されるため、夏休みの間、計画的に理解をともなう内容と暗記までもっていく内容を自主的に演習できるかどうかで勝負が決まるのが2つめの理由です。夏休みを充実して過ごすことができるように心がける必要があります。
〇ケアレスミスはケアレスミスではない
学年最初の第一回定期テストは全体的に得点が高くなる傾向があるため、ちょっとしたケアレスミスに泣いた人も多かったと思います。「あとから見直してみたらできた」とか「問題を読み間違えていた」などはテスト後に多くの生徒から聞こえてくるセリフです。ではケアレスミスとは回避できない事故のようなものなのでしょうか。そんなことはありません。交通事故にあわないために何ができますか?それは交通ルールを身につけることです。どこにどんな危険が潜んでいるのかを理解し体が危機可否のための行動をとる。それは慣れれば本人が意識しなくても行われます。テストも同じです。危険個所を理解し回避行動をとる。それを繰り返すうちに習慣化される。危機回避の習慣化こそがケアレスミス回避の習慣化こそが1点に泣く悲劇を減らすためにもっとも有効です。できた(と思った)問題も繰り返し演習することで危機回避の習慣化ができます。そのための時間をとるためにも学習計画をしっかりとたて、普段からの学習習慣がものをいうことになります。