本当にできるのか、できないのか、は問題に取り組んでみるまで分からない。本来、確認テストも定期テストも実力テストも「できない」問題を確認するためにおこなっている。「できた」問題の得点を参考に成績が決まるため本当に大切な「できない」問題をそのままにしてしまうことがヤバいのだ。
ヤバいままだとどうなるのか。すべてのテストは受験に繋がっていくので受験本番でヤバいことになり、その先もヤバいことが続く。「できない」ことを振り返らずに分析しないままだと「苦手」意識に支配されて「あきらめる」ようになる。しかし、そもそも「できない」を「できる」ようにするための勉強(学び)をしているので何の問題もないのだ。
「できない」を分析しよう。
➀実力テストの結果→総合的な学力を必要とする
②定期テストの結果→単元を区切った基礎的な学力を必要とする
③ワークや問題集の確認問題の結果→学習の内容が理解できているかを確認している
苦手だと感じる教科はどのレベルでできていないのか分析が必要
「苦手」を克服しよう。
➀実力テスト←過去問や類題演習をおこなうことで出題形式に慣れていこう
②定期テスト←学校ワークや課題プリントor基本レベル問題集で基礎力の確認をしよう
③ワークや問題集←まとめや導入を指導してもらい理解できたら、もう一度ワークや問題集に取り組み、反復学習で解答を覚えた!くらいまで繰り返そう
問題集は解きっぱなし、テストは復習せずにやりっぱなし、な人は勉強をやっている割には成果が出ません。やってるつもり学習になっていますので本当にもったいない!勉強するとは、「できない」を見つけて「できる」に替えることなのです。本来、遊びと同じです。できないから面白い。簡単だとつまらない。なかなかできないゲームの方がやり甲斐があるはずです。「できない」を「できる」にする小さな積み重ねが大きな差となります。
「できない」を「できる」に。これからの人生、ず~っとこの作業の連続です。すべての初めての経験、体験を自分のものにするために「できる」方法を身に着けちゃいましょう!