Neo School中3生は、志望校判定の最終判断材料として講習会の最終日に志望校判定テストをおこないます。千葉県内で信頼できるデータをもっている総進図書の実力テストを使用しています。
例年、1月におこなうこの志望校判定テストは受験本番の意識をもって受験してもらうため、受験の心得を確認し、受験の時の服装でおこないます。入試本番も同じような心構え、同じような行動で臨んでもらうためです。また、千葉県公立高校は今年度からマークシートになりますので、出題形式もマークシートでの予行演習もかねています。
受験前の心構えについて生徒のみなさんに配付するものの第一巻をは以下の通りです。
「受験直前 5つの心得」
心得1 試験教科の時間配分を考えておく
受験での失敗の一番が「時間配分のミス」です。過去問から時間配分を考えておこうと何度も話しましたが、試験問題を見る前にイメージしておきましょう。
特に国語・数学は序盤で緊張感も半端ありません。余裕を持った配分にしておきましょう。
※「捨て問題」「解けそうにない時は捨てる問題」を決めておくと良いです。 思うように解答できない問題があることも想定内です。焦って、読み間違いや思い違いなどのミスをしないように、時間の余裕が、心の余裕です。
心得2 本番をイメージトレーニング
1時間目の国語から数学⇒英語⇒理科⇒社会と受験の様子をイメージします。
その際、いろいろなシチュエーションをイメージしてみます。
簡単な問題の時。難しい問題の時。時間配分も変わってきます。
そして、失敗した時をシュミレーションしておきましょう。
●苦手の国語でやはり失敗!→そうなっても。得意の理科で挽回だ!
●数学が超難しいぞ!→イメージ通り。できる問題を確実にとればいい。
●社会の記述がうまく書けない!→記述はみんなも難しいから大丈夫。
●過去問と違って全然出来ない→難しい入試の年なのだ。合格点も下がる。
このようにあらかじめうまく行かなかったときの対応をシミュレーションする。焦って真っ白になることはなくなります。シミュレーションの立て方ですがポジティブに!失敗しても「想定内」と思うことが大切なのです。
公立入試で『5科目全部うまくいった』なんてことはほぼ起こりません。必ずどれか失敗科目はあるもの。失敗は想定しておきましょう。
心得3 最後まで1点を獲りに行く
最後の最後まで悪あがきしましょう。解答欄に何も書かないで、空欄にしてはいけません。受験本番だけは「合格」が目的なのです。
入試では1点がホント重要な意味を持ちます。合否の分かれ目となることが場合もあります。もし時間が余ったら再度、再度、再度見直す。1点を獲りに行くとは1点も取りこぼさない意識でいること。
心得4 休み時間に友達と試験問題の話をしない。
自分は難しいと感じたのに「いや~簡単だったぁ!」なんて言われると心が穏やかではいられません。全力を出すためには自分のことだけに集中して他人の情報を入れないことです!これ非常に大事です!その代わりに、やるべきことは試験で疲労した目を休ませることです。目を閉じて、眼球を適度にゆっくり動かしながら目の疲れを癒しましょう。そして、次の試験に向けて、時間配分・出題予想・その教科でのよくやってきた自分のミスポイントを思い出して、イメージトレーニングしましょう。冷静になるために、目の疲労を回復するために、休み時間を使うこと。
心得5 自分を信じて!「何とかなるさ」と開き直る!
今までやってきたこと、積み重ねてきたことが結果となってあらわれます。本番当日、どのようなラッキーやアンラッキーに感じることもすべて、今までのみなさんの学習の成果がもたらすのです。どれくらい頑張れたかは、みなさん自身が一番知っているはずです。その成果が本番の結果となります。全力で最後まで取り組んで、そしてその結果を受け止めましょう。最後まで頑張れた!と自分に言える取り組みができた人は、「何とかなるさ!」と開き直って大丈夫です。
自分を信じられる行動ができた人は100%の結果がついてきます!