日本には全国合わせて5000校程の高校があります。統廃合もありますので変動しますが各都道府県平均すると100校ほどでしょうか。しかし、全国を眺めてみるとその数はばらつきがあります。トップ10、関東地方、ラスト2県だけを見ても以下の状況です。東京都だけは私立高校の方が多い地域です。
1位 東京都 428校 国立6校 公立185校 私立237校
2位 北海道 276校
3位 大阪府 256校
4位 神奈川県231校 公立152校 私立 79校
5位 愛知県 222校
6位 兵庫県 205校
7位 埼玉県 193校 1校 144校 48校
8位 千葉県 182校 128校 54校
9位 福岡県 164校 105校 59校
10位 静岡県 138校 95校 43校
12位 茨城県 121校 97校 24校
21位 群馬県 79校 66校 13校
26位 栃木県 75校 61校 14校
43位 徳島県 37校 34校 3校
47位 鳥取県 32校 24校 8校
1位の東京都は予想できたと思いますが、2位北海道は意外、、、10位に静岡県なんだ~という感じだとは思います、公立高校は行政サービスの観点から人口比だけでなく面積比においても一定数を設置する必要があります。しかし、私立高校はそういう訳にはいきませんのでベスト10位以下の地域になると一気に学校数が減っていきます。国立高校は全15校のうち東京都に集中しています。
関東地方だけにフォーカスしますと、高校数は人口に比例しているようです。特に首都圏は電車網を含めた交通事情が発達していますので高校選択の幅が断然有利ではあります。地方の高校選びは高校の種類が少ない、通学時間の制約などの選択肢が少なく本当に厳しいものですが、関東地方は恵まれています。
関東地方にある1309校の高校のうち、国立7校、公立833校、私立469校という内訳は、全国の1/4以上(約27%が集中していることになります。そして大学進学に関してもし烈な競争をしています。その中でも公立高校833校の大学進学に関する合格力を見てみましょう。 続く