2021年度からの変化②

やっぱり国語は重要で「情報の扱い方」という新しい項目に沿って教科書ではどう反映させるのか、、
中1 マスコミの情報操作
中2 SNSから自由になるために
中3 メディアリテラシーはなぜ必要か?
   AIは哲学できるか?
 という単元で情報との関わり方や考え方を論説文から学んでいる。情報化社会で生きていくには、、、的なつっこんだ内容まで授業でやってくてれいると期待。
 数学では、「データの活用」という情報処理の初歩の考え方である累積度数、四分位範囲、箱ひげ図などデータ分析につながる学習と情報の授業がうまくリンクすることに期待。
 英語は、小学3~4年で35時間、小学5~6年で年間70時間&必修化で小学校で600語以上の英単語を学び、中学では1600語以上の英単語を使うことで、以前の2倍の単語量となっています。英語がより嫌い、苦手になってしまう子が減ることに期待。
 社会でも中3の公民の最初に情報化についてちょろっと授業をします。 
 つまり、グルーバル社会の「情報化」と共通言語である「英語」を教育に何とか落とし込んで次世代の人材でもある子ども達に何とか頑張ってもらおう!という部分もある新指導要領。そこに主体的に考え、行動し、周囲と理解し合えるコミュニケーション能力を身につけよう!という教育方針。
 ではありますが、指導要領は10年ごとの改訂。10年後を見据えた公教育の方針のはずですが、、、これって10年前にやっておくことだよね~、って感じてる大人も多いことでしょう。
 2031年の新指導要領まで待てない~、という想いで我が子の将来を見据えるご家庭は、すでに行動をしています。国のせいでも学校のせいでもありません。それぞれはそれどれの立場で精一杯やっています。子ども達の情報化リテラシーの格差は、大人のリテラシーの格差と直結しています。
 新しい指導要領をもとに一生懸命指導している先生たちの外にある社会、地域、保護者、指導者が子ども達の選択肢を支える場所を作っていくことでしか、このスピードに対応する方法は現在ありません。子ども達の成長を加速させる大人たちの活動が日本の子ども達の未来にかかっている訳です。
 新指導要領後に起こる(怒る?)ことで1つだけ言えるとすれば、「学習格差」がますます広がることでしょう。指導要領に対応できる学校かどうか、先生が対応できるかどうか、学習内容の増加ひ比例する学習姿勢をとれるかどうか、などなどと新型コロナなどで心の余裕や生活の余裕が削れられるさまざまご家庭がある中ですので、、、。
 変化に対応するには先取りの準備ができているといいのですが、、。
 子ども達の未来のためにも踏ん張りましょう!

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