入試制度の変更予定(現中1生から実施予定)…からの事前予想しておきましょう!
●自己評価資料を提出+面接の全校実施(復活?)
内申書内にある特別活動の記録蘭から自己評価による資料を作成する形式になるようです。
学校外活動(クラブチームでの活躍やフリースクールなどでの学習状況が影響か?)を把握できなくなっている現状や中学校に適応しづらい生徒への配慮角も含めて、中学校の先生の評価だけでは判断が難しく合否判定に影響がでているように感じます。そのためにも生徒一人ひとりとのコミュニケーションに必要性に再度気づいたのかもしれません。
●入試選抜形式の特色化
従来の「学力検査+調査書内申点」にプラスして全校での「面接」復活だけではなく、高校ごとに実技検査・小論文・傾斜配点等などを実施していくとのことです。理数科、英語科、体育科のようなすでに専門学科では実技検査や傾斜配点はおこなわれていますが、普通科でもそれぞれの高校で独自に実施するのではないでしょうか。
そうなると埼玉県で実施してきた「学校選択問題」は廃止される可能性があります。求める生徒をそれぞれの学校で独自に判断する試験を実施するかわりに、学力検査は統一し同じ試験問題にするのではないでしょうか。現行の千葉県スタイルをイメージすると分かりやすいでしょう。
千葉県(学力検査プラス各高校での独自検査の実施)や神奈川県(学力上位校の学校実施問題)などの入試制度を参考にして、埼玉県の入試制度もよりよいものにしようとしているのかもしれません。ただし、これらの制度を変更するにあたり新制度の入試を実施をするためには、県民の意見といった広い部分から公立高校の現場の先生の教務、業務の負担は大丈夫なのか、などといった直接的な部分まで意見集約が必要なため、まだまだ流動的です。埼玉県受験を検討されている保護者様は情報を集めておく必要があります。